アラジンのストーブで有名なのは青い炎が美しい円筒形のブルーフレームヒーター。おしゃれなインテリア写真でもよく見かけます。
しかし、私が購入したのは反射式のアラジンストーブ。今年も大活躍で寒い時期を快適に過ごすことができました。今でもこの選択は間違っていなかったと確信しています。
反射式のアラジンストーブを自宅で使っているレビューとお勧めする4つの理由をご紹介します。
アラジン反射式ストーブとは
実際に自宅で使っているアラジン反射式ストーブは「AKP-U28A」という型になります。
旧型で今は販売されていませんが後継の現行モデルが販売されています。
アラジン反射式ストーブのサイズ感
サイズは高さ395mm×幅345mm
奥行き285mm 縦長のスリムな形です。
左右に取っ手がついていて、縦長スリムのお陰で持ち運びもしやすいです。
重さは灯油が入っていても6Kg前後なので女性でも楽々運べます。意外と移動させる機会が多いので重さは結構重要です。
この上にやかんを置いたりアルミホイルで包んださつまいもを置いて焼き芋を作ったりしています。いつも中くらいの大きさのお芋を3つ並べて焼いていますが、本当に甘くてとろけるような焼き芋が出来上がります。
さつまいもを甘く焼くには温度が重要らしいのですが、このストーブで焼くとじんわりとお芋に熱が入り最大限に甘さを引き出しているのではないかと思います。
しょっちゅう焼き芋を焼いているので少々焼き芋汚れがついています
背面には単2電池を4本入れる電池ケースがあります。
(なんと)蓋はありません(笑)最初欠陥かと思いましたがこういう仕様でした。
アラジン反射式ストーブの機能
点火はワンタッチで簡単
レバーを一番下まで押し下げるだけ。ワンタッチで着火できます。着火の手間がかからないのは嬉しいことです。快適です。
一番下まで押し下げると『ピー』という音が鳴ります(結構大きな音です)。点火できたらレバーをゆっくり上げて火力調節をしていきます。
臭いひかえめ消火
レバーをゆっくり上まで上げていき消火します。
ゆっくりと消すことで石油ストーブ消火時の特有の灯油臭が抑えられるようです。
使い始めた頃は使い方をよくわかっておらずいつも右上の消火ボタンを押して消火していました。全然臭い控え目ではないなぁと思っていました。
レバーで消火するようになってから臭いはかなり減りました。
緊急消火ボタンあり
急いで消火したいときには右上の消火ボタンを押し消火できます。
急速に消化させるため灯油の匂いや煙がでます。
2つの安全装置
地震や衝撃を受けた際に作動する対震自動消火装置と燃焼中にタンクを持ち上げた際に自動的に消火する給油時自動消火装置がついています。
- 対震自動消火装置
ストーブ内臓の感震器が敏感に地震をキャッチし瞬時に消化します。地震の時だけでなく、移動させたり横を通るときにあたって揺れたりすると装置が作動して消化します。
- 給油時自動消火装置
灯油タンクを入れることで安全装置が解除され、燃焼をはじめることができます。
燃焼中に灯油タンクを抜くと給油時自動消火装置が作動して自動的に消化します。
給油タンクが確実にセットされていないと点火ができません。給油タンクのセット時にはしっかりタンクが収まっているか確認するように注意しましょう。
アラジンストーブは和にも洋にも合うデザイン
1番はなんといってもデザインです。
アラジンは、約90年の歴史を持つ家電ブランド。デザイン面でも人気が高く、反射式ストーブもシックなデザインです。一般的な住宅から日本家屋、洋風建築までさまざまな建物空間になじみます。
色は黒とアラジンらしいグリーン(アラジングリーンというそうです)の2色があります。私はアラジンならではのグリーンがレトロで好みなのでグリーンを選びました。
我が家のインテリアは主に白とグレーと無垢の木の3色に抑えているのですが、グリーンのアラジンストーブが良い感じで部屋になじみ、センスアップしてくれています。時々和室へ移動させるのですが和室空間にもよく合い和モダンな雰囲気を醸し出してくれます。
「目が喜ぶ」を意識して家を整えるようになってから心地よい生活が送れるようになってきました。機能性ももちろん大切ですが、目が喜ぶと精神的にも安らぎます。
機能性だけでなく、インテリアとの相性にもこだわりたい方に是非おすすめしたいです。
内壁にもこだわりました。アラジンともマッチしています。
反射式ストーブは正面を集中的に温めてくれる
石油ストーブには大きく分けて2つのタイプがあります。「対流式」と「反射式」です。
「対流式」と「反射式」の違い
対流式ストーブとは、円筒状の本体の中心に燃焼部分があり、ストーブ周辺全体に熱を放出する石油ストーブ。対流式ストーブは、温かくなった空気を上昇させ対流させて部屋全体を温めるのに向いています。
反射式ストーブとは、ストーブの奥部分に設置された反射板から生まれる輻射熱を利用して部屋を温める石油ストーブ。反射式ストーブは熱を反射させて空気を温めるので、ストーブ正面を素早く集中的に温めたり狭い箇所をピンポイントで素早く温めたりするのに向いています。
人気のある筒形のアラジンブルーフレームストーブは対流式になります。
ストーブの前に座って温まりたい
円筒型のストーブの前に座って温まろうと思っても側面から熱は発せられないので温まりません。
寒いときにスイッチを入れればすぐにストーブの前で熱(温かさ)を感じられる。反射式ストーブは寒がりな人に(猫にも)おすすめです。我が家のお嬢(猫)はアラジンストーブの真ん前の特等席にごろんと横になって寛ぐのが冬の日課です。そんな姿を見ているのも幸せです。
じんわりと伝わってくる温かさは癒されます。
反射式ストーブの方が天板の活用度が高い
天板にやかん・鍋などを置ける仕様のため、水を沸かす際に便利です。お湯を沸かして室内の加湿をしたり、煮炊きをしたりと幅広く活用できます。
私は石油ストーブの天板で焼き芋を作ることが大きな目的の一つでもありました。対流式ストーブでも可能なのですが、やかんを置きながら、とか、焼き芋も3つくらい一度に、という私と同じ欲張りな方には天板スペースが広い反射式ストーブがおすすめです。
反射式ストーブは電気代がかからない
アラジンのストーブだけでなく石油ストーブ全般に当てはまることですが、電気が不要なので電気代がかかりません。(厳密にいえば乾電池は使用します)
電気がいらないということはコンセントにささなくてもよいということ。おかげで好きな場所どこにでも置くことができます。実際生活してみるとこの自由さはとても便利で快適です。
日中でも陽の入り方で室温は変わります。コンセントの位置を気にしなくても臨機応変に置き場所を変えることができるのは本当に助かっています。
また、災害時やキャンプなどのシーンでも使用できることは、1台石油ストーブがあるだけで安心感につながります。
アラジン(Aladdin) 石油ストーブ 反射式 ラインナップ
アラジンの反射式ストーブは現在販売されているモデルが3種類あります。
アラジン 石油ストーブ AKP-S248(K)
アラジン 石油ストーブ AKP-S248(K)
レビューしたアラジン反射式ストーブの現行モデルです。10,000円以下で購入できるコスパのよいストーブです。
アラジン 石油ストーブ ブラック AKP-U288K [AKPU288K]
同じ横幅のサイズでも、消臭ファンや切タイマーを搭載したAKP-U288。切タイマーは3.5時間と8時間のいずれかを選択可能です。タンクの容量は4.4Lと大容量。高火力なモデルです。タンク容量が大ききことで連続使用時間が長いアラジン反射式ストーブの上位機種となります。
アラジン 石油ストーブ グリーン CAP-U288
AKP-U288の色違いモデル。アラジンらしいグリーンのストーブです。レビューしたアラジン反射式ストーブと同色になります。
人気の「アラジンブルーフレーム」を彷彿させるレトロな雰囲気があります。
まとめ
アラジンの反射式ストーブは和にも洋にも馴染むオシャレで使いがってのよい反射式ストーブです。
安全性能が充実しているので安心して使用できます。
コンパクトな大きさでも十分な温かさで人にも猫にも嬉しい、おすすめできるストーブです。
反射式ストーブはよいのだけれど見た目が野暮ったいと躊躇されている方、特におすすめします。アラジンの反射式ストーブは佇まいが美しいので、ストーブを使用していない時でも部屋に存在しているだけで目が喜びます。
アラジンの反射式ストーブと一緒に快適な生活を送りませんか。
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